買って(もらって)良かったモノ2023
書きかけの記事が大量に溜まっているもののどれも書き終わらないので、よくある年末のやつでお茶を濁すよ。
目次
- セロテープカッター台
- オープンイヤー型中華イヤホン
- 自転車の中華テールライト
- 中華サイクルコンピュータ
- 中華自転車スタンド
- 中華チェアマット
- 中華レバーレスアケコン
- テーブルクロス固定するやつ
- LEDシーリングライト
- 32GBメモリ
- 熊本県産みかん
- じゃがりこ たらこバター味
- デスクラック
- TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」後藤ひとり デフォルメフィギュアセット 体育祭妄想Ver.
- ヤマノススメ Next Summit Blu-ray
- ヤマノススメ Next Summit エンディングイラスト集
- 車検
- 弟のがん治療
- まとめ
セロテープカッター台
小学校の図工の時間に作ったセロテープカッター台を20年以上使ってきたんだけど、それはよくある教材の組み立てキットで総木製、特にウェイトなども内蔵されておらず、テープを切るためには片手でカッター台を押さえ、もう片手でテープを引っ張って切る必要があるという、よく考えたらそれテープカッター台の役割を全く果たせていないのでは?という代物だった。取説通りに作るとクラス全員それが完成していたので、教材出版社の設計した人が工作エアプだった可能性が高い。
そういうわけで長年セロテープを使うたびに小さなストレスが溜まっていく環境を改めるべく、信頼のあるメーカー製を導入した。
これはしっかりとした重さがあるから片手でテープが切れて本当にすごい。カッター部分もなんかちゃんと切れるけどうっかり手で触ったりしても怪我しにくいやつになっていて安心感がある。両サイドに持ち手になるような凹みが設けられていて、まあまあ重みがあるわりに持ち運びやすくなっているのも気が利いていて素晴らしい。
セロテープをいちいち手やハサミで切ってる人、および小学校のときに作ったカスみたいな教材を使っている人は一刻も早く買った方が健康寿命が伸びると思います。
オープンイヤー型中華イヤホン
ずっと使ってたオーテクのオープンイヤー型イヤホンが断線したので買い替えた。
なんか現在世の中のイヤホンはほぼ全てカナル型になってしまっているよ。耳栓タイプはなんだか不潔感があるしマイクで喋りながらだと自分の声が籠もって気持ち悪いし、オープンイヤー型にもまだまだ需要はあると思うが、まあこれだけ各社のラインナップが消滅しているとなると、ないんだろうなあ。
最近は中華イヤホンが熱いという話を耳に挟み、検索したらSHURE掛けでリケーブル可能なオープンイヤー型イヤホンというかなりニッチなものが出てきたため買ってみた。
この価格で金属っぽい仕上げでチャチさはなく、各規格に対応した交換プラグとポーチまで付いていてすごい。音はまあ普通かな。有名メーカー製でオープンイヤー型イヤホンはほぼ選択肢なしという状況で、こういう長く使える設計のものが手に入って嬉しいね。
自転車の中華テールライト
前に使っていたテールライトがブラケットが破断して使えなくなった(ブラケットのみの販売なし)ので買い替えた。
Type-C充電で常時点灯でも20時間以上持ち、IP65防水、さらに暗さと振動で自動点灯するモードがあり、ブレーキ時に点灯するブレーキランプ機能まで搭載しているらしいです。加速度センサーかなんか内蔵してるんだろうか。見た目にコンパクトで輝度も高く視認性は十分、筐体も金属なので丈夫そう。
ただ今年は一回も夜に自転車乗らなかったしトンネルも走らなかったので、言う通りに機能するかは不明。こういうのは"付いている"という安心感が大事だからね。
中華サイクルコンピュータ
自転車購入時に一緒に買ったキャットアイのサイコンの電池が切れた&表示が見にくいので買い替えた。
GPS内蔵、Bluetooth対応、マウンタ付属でこの値段は安い。フロントハブに付けるスピードセンサーやケイデンスセンサーは別売だが、そこまでガチで乗らないし、GPSだけでも結構ちゃんとスピード計測できるのでいい感じ。表示もだいぶ見やすくて今後の加齢にも対応できそう。
ただテールライトもサイコンも付けたことに満足して、結局今年もそんなに乗れなかった。ていうか暑すぎたんだよね。マジで北海道で寒くもなく暑くもなく快適に自転車に乗れる時季が短すぎる。
中華自転車スタンド
自転車をずっと室内保管していて、盗難リスクとか風化を考えるとそれがベストではあるものの埃がたかるという問題があって、しっかりカバーをした上でベランダに保管することにしたため風で倒れないようなスタンドを導入。
前輪乗せるだけで良いので楽。しかしちょっとスタンドの重さが足りず、スタンドごと風で動いて倒れたりしている。なんか固定方法を考えた方が良いかもしれない。
こういう前輪で停めるやつってなんとなくリムとハブにダメージが蓄積しそうなイメージあるけどどうなんでしょう。
中華チェアマット
世の中のチェアマットというものはだいたいがフローリングの上に敷くものという前提で作られており、裏面がずれない粘着加工と謳っているものはほぼテープを剥がしてフローリングに貼り付けるやつで、絨毯の上に敷きたいという要望に応えてくれるものが全然ない。
これは裏面がちょっとゴムっぽい仕上げの滑り止めになっていて、絨毯の上でも普通に敷けて良かった。その分ちょっとずれやすくはあるけど。表面はフランネルっぽくて足触りが良い。黒いからゴミがめちゃくちゃ目立つけど、その分掃除する気になるからいいか。
中華レバーレスアケコン
ストリートファイター6を始めたものの、格ゲーをやるたびに昔から感じていた「方向キーやスティックでのコマンド入力が成功したときと失敗したときの切り分けに納得感がない」というのにやっぱりぶち当たったので、コマンド入力の絶対的な納得感があるはずのレバーレスアケコンを導入した。有名メーカーのものは品薄かつそもそも定価が高すぎるのでまたしても中華製です。明らかにどこかのメーカーの意匠をパクっていますが……。
中を開けたらボタン端子に絶縁処理が一切されていないというコストカットを窺える部分はあるものの、11月末の購入時点で9,000円という格安価格でレバーレスを試すことが出来るのはすごい。上下・左右同時押し時のニュートラル化などCPTルールにも対応しているため大会とかでも使えるはず。三和ボタン(本物なのか?)を採用していて操作感は普通のレバーレスアケコンとたぶん同じ。他にはキーボードのメカニカルスイッチを使ったモデルもあるっぽい。
ボタンが結構パチパチうるさいので千石電商でシリコンワッシャ買って入れたらいい感じになったよ。
レバーレス導入は本当に良くて、トレモでコマンド練習とコンボ練習しかしてなくても操作自体が楽しくてそれだけで結構遊べている。やっぱりコマンドが成功したときと失敗したときの違いを「この方向のボタン押してるか押してないか」でキーディス見て納得できるのが大きい。スティックや方向キーは「なんか気持ちこっちの方に入っていない……ような気がする……」だからあんま納得感がないんだよね。
対人戦はまともにキャラコンできるようになったらやります。
テーブルクロス固定するやつ
ダイニングテーブルのテーブルクロスを百均の樹脂製のただ挟むやつで留めていたが、何度も折れてどうしようもないのでもうちょっと安心できるやつにした。これは金属製かつバネで挟むので樹脂よりは疲労で破断する可能性は低そう。引っ掛けたら怪我しそうな見た目ですが角は丸め加工されてるから今のところ大丈夫。見た目にも金属の方が好き。
LEDシーリングライト
部屋の蛍光管が切れて「蛍光管捨てるの面倒すぎるだろ……」の思いが募ったためLEDに買い替えた。
LEDはすぐ着くし、調光でちょうどいい感じにできるから部屋が目に優しくなった気がする。蛍光管よりもコンパクトで天井の圧迫感が軽減されるのも良い。
32GBメモリ
32GBでやってきたところに同じだけ足して64GBメモリにした。
増やしたことで普段やってることのパフォーマンスが上がったりは特にないが、メモリの数字が大きいと嬉しいという最大の効能を発揮している。
一回でかいメモリ載せるとアーキテクチャ更新の際に同じ数字のものを組もうとしてコストが上がるのが難点。
熊本県産みかん
近所のスーパーで売ってておいしかったから箱で買った。
小粒かつ薄皮なので食べやすく、糖度保証されてる品種?だからほぼ外れがなくて満足度が高い。
じゃがりこ たらこバター味
じゃがりこのバリエーションってだいたい「言うてサラダでええわ」となるんだけど、これはめちゃくちゃおいしい上でサラダにはない独自性があってとても良かった。
たらこスパゲティと同じ味がします。
デスクラック
今まで27インチモニタがちょうど載るくらいのスチール製のデスクラックを使っていたが、高さが13cmくらいあってちょっと高すぎる、奥行を5cmくらい減らしたい、色が白で木目のデスクに合ってない、キーボード下に入れたらスペースとして終わりだから大して作業スペースが広くならない、と不満点が気になってきた。
・デスクの幅120cmを端々でカバー
・高さ8~10cmくらい、奥行25cmくらい
・脚は両端の2脚のみ(補強で中間に脚があるやつはスペースが広く使えないのでNG)
・両端の脚が板じゃないやつ(板だと箱載せてる感じになるから嫌)
・ダサくないやつ
この条件で探したらサンワサプライのこれくらいしか見当たらない。いかにもゲーミングを主張する赤い部分がダサすぎるが、外せるっぽいのでこれに決めた。
これがだいぶいい感じだ。やはり中間に間仕切りがないのは良く、下のスペースの活用自由度が高くストレスがない。カーボン柄も思ったより目立たず、赤いトレーは付けなかったのでいかにもなゲーミング製品のオタク感も控えめだと思う。黒いとどうしても埃が目立つが、まあ掃除する気が起きやすくなるからいいか。
ただスピーカー載せるのはかなりギリギリなので、もう一回り小さいスピーカーに買い替えたくなっちゃった。
これほしい!!!
TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」後藤ひとり デフォルメフィギュアセット 体育祭妄想Ver.
佐藤利幸美麗造形を手元に置ける珠玉の逸品。
ぼっち人形制作…敬愛する佐藤さんに事情を話すと二つ返事で快諾していただきました。
— 圭一 (@kei_globster) 2022年11月19日
凄く楽しそうに話を聞いてくれて、一週間後くらいに会った時には既に完成していてびっくりしました。
写真は某社の佐藤さんの席にあるギャラリー(隣のうずくまるぼっち人形は刈谷君が作った試作版) pic.twitter.com/ltmbuMUp9G
ぼっち・ざ・ろっく!は立体化も結構盛んに展開されているようだけど、ぼっちちゃんに関してはリアル等身とかよりもこれが一番良いと思います。
ヤマノススメ Next Summit Blu-ray
Brilliant Animation......
ヤマノススメ Next Summit エンディングイラスト集
ヤマノススメファンは勿論のこと、アニメファン、作画ファンのみならず何らかの創作活動に身を置いている人にとっても数多くの金言があり心に響くであろう必携の書。予想の1000000倍良かった。
ヤマノススメ Next Summitのエンディング映像は吉成鋼さんがほぼ完全に一人で制作されていて、(エンディング映像のない3話、最終話を除く)全10回すべて違うものが用意されているというきわめて素晴らしい映像作品だったけれど、この本ではエンディングに使用された膨大なカットが掲載されているだけでなく、それらの一つ一つに吉成鋼さん自身によるコメントが添えられており、読み物としての面白さがすごいです。吉成鋼という一人の作家がヤマノススメという作品をどのように解釈しエンディング映像を作ったかが膨大なカットの一つ一つに注目して語られており、技術的な話も勿論ありますが作品やキャラクターの解釈に字数を割いている点でイラスト集の枠に留まらない読み物として成立しているんですよね。
作品の解釈についてスタッフが語る場合ってだいたいは監督や構成、演出の人のインタビューになりがちでアニメーターだと技術的な話になることが多い傾向があるけれど、10本に渡って一人でストーリー仕立ての静止画中心のED映像を作るというヤマNSEDのフォーマットのお陰で、この本自体が批評性を持った一つの作品になっていると思います。あの素晴らしいエンディング映像群を観るだけで吉成鋼さんが国際ヤマノススメ学会理事長レベルの高度な解釈を行っていることは一目瞭然ではありましたが、この本でそれを改めて認識しました。
「扉を開けて」に開放された校門を合わせる。恥ずかしい演出ですが合ってるのでOK。時期を鑑みると制服を間違えている、と書いてしまいましたが前半と後半では季節が違うとしても良さそうです。半年の間にあおいとひなたの関係に何かの変化があった、等の様に読み替えても結構です。画面に現れた物がその作品の言いたい事であり、制作者の意図が正解とは限りません。画面に現れた物がその作品の言いたい事であり、制作者の意図が正解とは限りません。二度言いました。
キャラクターを作画する際には描画面は対象を映す仮想のスクリーンとイメージし、その向こう側に実像を透かし見るような感覚で描き進めていきます。画自体は実像では無く、「本物」の写像にすぎません。ですので、画自体は上手く描けていなくとも、その向こうに実像を想像させるような「何か」を宿らせることが出来ればそれは良い画になります。画以前の「イメージ」が重要という話でもありますね。ほのか可愛い。
静謐な空間の中で、強い情動でも無く、思考と感情がないまぜになった物が何かに向かって静かに運動しているような――そういうアニメーションが自分の本分であると思っているのですが、今までそういう物を作る機会が与えられた事はほとんどありませんでした。エンディングという異質を許容しうる枠組みに限定されはするのですが、自然と向き合う人間の身体的思考や、他人との交わりにおずおずと手を伸ばす心の振幅など、『ヤマノススメ』を構成する主要な成分が今回、自分の形式と良い形で重なったと思います。
一例ですが、本当に良いことしか書かれていません。
そもそも吉成鋼さんの文章が美しい。絵もアニメも文章も上手いってどういうこと?
これは誰もが読む価値のある本なので絶対に読んだ方が良いです。
えっ、もう手に入らない!?
車検
車検自体は頻度が高すぎるし金かかりすぎて全然良くないんだけど、なんかブレーキを一定踏んだら利かないところから急にガクッと利く症状で操作性が悪くなっててストレスだった部分を車検に伴い整備してもらったらすごく快適になったので、やっぱり点検整備って大事だなと思った。後輪ドラムブレーキのパッド接触面が錆びてたらしいよ。
弟のがん治療
弟が30歳にして大腸がんになって大腸半分摘出する手術をやり、現在再発予防としての抗がん剤治療をしている。大腸摘出は悪けりゃ人工肛門とかになるらしいけど、ちょうど具合が良かったようで普通に摘出するだけで済んだ。やっぱり会社の健康診断って大事なんだなあ。
予後は良さそうであんまり心配はしてないものの、とにかく金がかかる。保険制度のお陰で負担は相当軽減されているとはいえ薬で月10万くらい金がかかるわけで、母と私で金をせこせこ作っているという状態。
ていうか医者が傷病手当もらうための診断書を書くのに3週間かかったとか、提出する書類に会社の事務が「ここは書かなくていいです」って言ったところが書かなきゃいけない欄で書類不備で返送されてきたとか、それも委託先の社会保険労務士事務所が会社から書類が届いてから不備で返送するまでに市内同士なのに半月かかってるとか、その三者の強力タッグのおかげで手続きを始めたのが11月頭なのに未だに傷病手当の審査まですら辿り着いていないし年末年始に被ってたぶんまだまだかかるとかカスの要素が多すぎて正直終わっているんですが、日本の保険制度に感謝しないと無保険国家で医療を受けられず死んでいる人たちに怒られるから感謝しておきます。保険医療制度サイコー!このまま突き進むぞ!!
ちなみに私は健康診断がないので健康状態は不明です。父親もその父親もみんながんで死んでるから正直かなり遺伝はありそうなんだよね。
まとめ
特に目標があったわけではないが、ここ数年でデスク周りの住環境を徐々に改善出来ている気がする。今後もう少し片付けて物を減らしたりして、住みやすさを向上させていきたい。
でも電子レンジとか給湯器とか掃除機とか洗濯機など生活必需家電が続々と壊れそうな気配を発し始めていて不安です。
次回更新は『良かったゲーム2020~2023』『アニメ全部観た2023ライト版』『2月26日に観るべきアニメ1選』『別冊第六の絶滅 僕たちの好きなかんたん作画』のどれかか、どれでもない予定です。